ボーイ隊

仲間との別れ…夏の二泊キャンプの想い出

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ボーイスカウト隊は、2泊の訓練キャンプに臨みました。
前回のキャンプで出た反省点をもとに、スカウト達で話し合い、役割や分担をきめて挑んだこのキャンプ。

天候に恵まれて、というより恵まれすぎて激暑のキャンプとなりました。


初日は、先輩スカウトから教わっての立ちカマド作成。
立ちカマドとは、竹や木でつくる焚き火調理台のことです。
ロープワークを学ぶ過程で作る、立ったまま煮炊きができるほか、移動も出来て 火床が地上と接していないので地球にやさしいカマドです。
俗に「タチカマ」と省略して言うこともあります。

さて、そんなタチカマですが、上進組の本人たちは教わった通りに作っているつもり。でも先輩たちから見ると色々あまいところがあるようで・・・(笑)
それでもなんとか形になりました。

できたご飯もとても美味しいものでした!
ちなみに今回の食事のできは、当たり外れのふり幅が大きかった模様((笑))

2日目は、野帳作成と略地図の作成を学ぶ、プチハイク!
ルートは先輩スカウトだけが知っているルートを、初級スカウト達は一生懸命に野帳をつけながらついて行きました。
夜はお楽しみのキャンプファイヤー!!
スタンツあり、一発芸あり、ダンスありと短い時間ながらも楽しい時間を過ごします。
そして9団ボーイ隊の伝統??が、熾火になった火で作るじゃがバター!!
これがたまらないんですよ(笑) スカウト達も大好き!

ちなみに、タチカマは2日目にして2台とも崩壊しましたww
ひとつは結びが緩くてゆるやかに、もうひとつは土の盛りが甘くて軸棒が延焼w
初級スカウトたちは、せっかく作ったのにとがっかりしていましたが、こうならないように手を抜かずにきちんとつくる大切さを学んでくれ・・・・たよね?ね?

今回のキャンプは、ボーイ隊みんなにとって、とても大切なキャンプでした。
その理由は、スカウトの一人が東京に引っ越すことになってそのお別れの意味を込めたキャンプだったからです。
みんな、引っ越す彼が一生の思い出になるよういろんなことを考え、いろんな工夫をし、一緒に悩んで一緒に笑って、最高の時間を創っていました。

キャンプファイヤーの火が消えて、テントの中でみんなと過ごす最後の夜。
その夜を美しく飾るかのように、満天の星が瞬いています。

閉会セレモニーでは、みんな精一杯の笑顔で記念撮影。
でもみーんな目が赤いよ・・・・隊長もだけど・・・
「いつかまた、必ず会おうね!」
「19NSJで合えるといいね!!」
そんな言葉を交わして、このキャンプの幕が閉じました。

きつかったけど、一生残るキャンプになってくれたかな?

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