~ ボーイスカウトってどんなことをするの? ~
自立・友愛・奉仕の心、生きるチカラを育みます
ボーイスカウトと聞くとイメージするのはキャンプやハイキング、そして街頭募金などとよく言われます。
ボーイスカウト活動は、自然体験を通して、子どもたちの自発性を大切に、グループでの活動を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。
そのプログラムはバラエティに富んでいて、各年代においても様々です。
アウトドアや公共施設に集まり、みんなで遊びを通じてさまざまな技能を学んだりと、楽しさいっぱいの一日がまっています。
女子スカウトも一緒に活動
1995(平成7)年以降、各部門に女子が参加できるようになりました。同じユニフォームを着用し、キャンプやゲーム、奉仕活動など、一緒に活動しています。
一年を通して、キャンプやハイキングなどのイベントがあり、すばらしい体験ができるでしょう。
また、四年に一度、世界中のスカウトが集まる世界ジャンボリー、国内・海外のスカウトが集まる日本スカウトジャンボリーという大きな大会もあります。
そして、自分の利益のためでなく、人や社会のために役立つことを進んで行うことの大切さを学ぶ奉仕活動も行っています。個を大切にする現代の日本では、とても貴重な体験となるでしょう。
自然と社会がボーイスカウトの教室です
受験勉強や塾通い、稽古ごとやクラブ活動と、子どもたちは忙しい毎日を送っています。
想像力・自主性・協調性や思いやりといった、子どもたちが成長していくうえで必要なことを、ボーイスカウトでは「自分で体験」し、観察して基本的な物の考え方を学び、生きた知識や想像力を養っていきます。
子どもたちに大切な学びとは一言でいうと「失敗を経験し、そこから学ぶ」とも言えます。
「考えて」「計画して」「行動して」「ふり返る」、 現代社会で常識ともされる PDCAサイクル Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善) を活動の中でごく自然に学んでいきます。
ボーイスカウト活動は、自然体験を通して子どもたちの自発性を大切に、 グループでの活動を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップ等を育んでいきます。
ボーイスカウト教育は1907年イギリスから始まり、その活動と理念が支持され、現在では世界170カ国以上に広がっています。
そして日本のスカウト活動は2022年で100周年を迎えます。
この教育方針は100年間でほぼ変わらずに継続されており、芸能人や各界の著名人でも学生時代にボーイスカウトをしていたという人が多くいます。
ボーイスカウト活動の基本は、休日の数時間を利用しての集会です。
参加したから必ず出席しないといけない、なんてことはありません。そのときそのときで子どもたちは部活を選んだり、スカウト活動を選んだりしています。
自分に自信が持てる、さまざまなプログラム
ボーイスカウトでは、チャレンジした技能や経験などに応じて、様々な章や昇級のプログラムを持っています。これは子どもたちにチャレンジ欲をもたせ自発的に行動できる流れを生み出します。子どもたちには承認欲求というまわりに認めてもらいたい思いを持っていますが、このプログラムを通じて「生きるチカラ」へと昇華させています。